平成26年12月8日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ(PTIによる抗議活動に伴う衝突に関する注意喚起)
1 本日(8日)、パンジャブ州ファイサラバードで行われたPTI(パキスタン正義党)の抗議活動に関し、同抗議活動に反発する勢力との間で衝突が発生しました。
この衝突の際、銃撃によりPTI支持者が1名死亡し、同支持者を含め10名を超える負傷者も発生する事態となりました。
2 今回の死者を伴う被害の発生を受け、PTI支持者による抗議活動がカラチ市内のプレスクラブ周辺で行われていることが確認されています。
今後の状況によってはファイサラバードと同様に抗議活動に反発する勢力と間で衝突等の事態に発展する可能性も否定出来ません。また、今後抗議活動が
予定されているカラチ市(12日)等の主要都市においても、当初予定されていた日程以前に抗議活動が繰り上げて実施される可能性も考えられます。
3 つきましては、これまで発出した「当館お知らせ」とともに、以下の注意事項も参考に慎重な行動を取っていただくようお願い致します。
(1) 当地の各種報道等により最新の情報を入手し、安全な行動を心掛ける。
(2)集会や抗議活動が行われている、又は行われることが予想される場所には決して近づかない。
(3)市内移動途中等に集会や抗議活動、暴徒化した集団等を確認した場合は、速やかにその場から離れる。
(4)本件抗議活動に伴うテロ攻撃の可能性も否定できないことから、攻撃の標的となりやすい場所(集会場所、政府機関、宗教関連施設、軍・警察等治安当局施設
(含む車両、検問所等)、国連関係機関、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、多数の欧米系の外国人が出入りする店舗等)にはできる
限り近づかない。また、車両等で移動する際にも同種の場所を避けるように心掛ける。
以上
在カラチ日本国総領事館 |