平成26年7月17日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ(外務省スポット情報:外国人・外国権益に対するテロ脅威情報に関する注意喚起)
17日、日本国外務省が発出した渡航情報(スポット情報)「パキスタン:外国人・外国権益に対するテロ脅威情報に関する注意喚起」を以下のとおりお知らせいたします。
渡航情報(スポット情報)
2014年07月17日
パキスタン:外国人・外国権益に対するテロ脅威情報に関する注意喚起
1 報道によると,パキスタン政府は,イスラマバード,ラホール,カラチ及び多くの中国人がインフラ整備等に従事しているギルギット・バルチスタン地域等において,
中国人及び同権益に対するテロの脅威が高まっているとして,これらに対する警備措置の強化を図っています。さらに,報道によると,イスラム過激派の一派
によって、パキスタン国内での中国権益等に対するテロの実施を呼びかける動きも見られます。
2 本年5月には、ラホールからバロチスタンへ向かっていた中国人観光客が誘拐される事件が発生しました。また、昨年6月、ナンガ・パルバッド山麓の宿泊施設
において中国人を含む外国人登山客9名が殺害される事件が発生しました。報道によると、登山客の一人である中国系米国人を誘拐することが目的であった
ものの、同人に抵抗されたため9名の殺害に至ったとされています。(2013年6月24日付スポット情報「パキスタン:北部地域における外国人旅行者に対する
襲撃の発生に伴う注意喚起」参照)
3 つきましては,パキスタンに渡航・滞在を予定されている方及び滞在中の方は,上記情勢に留意の上,テロ・襲撃等不測の事態に巻き込まれることのないよう,
以下の渡航情報等をよく確認した上で,中国関連施設に加え,一般的にテロの標的となりやすい政府機関・軍・警察等治安当局施設,欧米関連施設,宗教関連施設,
大型商業施設,駅,マーケット等にはできる限り近付かないなど,自らの安全確保と危険回避に努めてください。また,特にギルギット・バルチスタン地域には「渡航の
延期をお勧めします」が発出されていますので,これらの地域への渡航は目的の如何を問わず延期してください。
パキスタン「渡航情報」:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?id=011&infocode=2013T083
4 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載。)
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地在外公館連絡先)
○在パキスタン日本国大使館
電話: (92-51)907-2500
○在カラチ日本国総領事館
電話: (92-21)3522-0800
以上
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