2013年11月22日
在カラチ日本国総領事館
在留邦人の皆様へ
総領事館からのお知らせ
(件名) カラチ市内におけるイスラム教徒による抗議集会等開催に伴う注意喚起
(内容)
1 15日,パンジャブ州ラワルピンディで発生したイスラム宗派の衝突事件に関する抗議集会
やデモ活動が、本日(22日)の金曜礼拝後(午後2時以降)から行われます。特にジンナー廟
周辺,MAジンナー通り,サダル地区の知事公邸周辺などで警察が大規模な交通規制を行うと発表しています。
2 シーア派,スンニ派双方が抗議集会を行う予定でしたが,昨夜,シーア派グループが抗議集会の日程を24日
(日)に変更すると報じられました。しかし,警察は依然として宗派間抗争によるデモの暴徒化,又は集会等を
狙ったテロ攻撃を警戒しており,不測の事態発生の可能性を排除できません。
3 つきましては,テロ事件など不測の事態に巻き込まれることのないよう,外出は最小限を留めていただき,
宗教施設や集会・デモ等人が多く集まる場所へは絶対に近づかないようにするとともに,最新の情報に留意しつつ,
慎重な行動を心がけ,個々人における安全対策・危機回避を徹底して下さい。
4 また,報道によれば,現在,ラワルピンディでは携帯電話サービスの利用制限が検討されているところであり,
カラチ市内に波及する可能性も考えられますので、他の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご留意願います。
在カラチ日本国総領事館
以上 |