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２月２１日、在カラチ日本国総領事館はＪＩＣＡと協力しＯＤＡプレスツアーを実施し、様々なメディアグループからジャーナリストらが参加しました。
本ＯＤＡプレスツアーは，日本政府の開発協力プロジェクト及びそのパキスタンにおける事業に対するメディアの認識を高め，様々な分野におけるパキスタンの発展向上のため
の日本の貢献についてパキスタンの人々に伝えるものです。
今般、ジャーナリストらは小児医療に関する２つのサイト、カラチ小児病院及びインダス病院を訪問しました。カラチ小児病院は昨年１２月に開所式が行われた無償資金協力事業
によるものです。カラチ小児病院への訪問時、ＪＩＣＡのスタッフは、１４億２３００万円がシンド州政府に供与された「カラチ小児病院改善計画」の背景、目的、重要性等について
ブリーフを行いました。カラチ小児病院へはカラチ市北地区全域から患者が訪れ、同地域の人口は４１６万人、１２歳以下（本プロジェクトの対象となるグループ）の人口は１７７万人と
なっています。日本は、同病院が最先端の医療機器による高質医療サービスと治療を提供できるよう支援しました。
カラチ小児病院のユニークな点は、官民連携としてシンド州が監督しながら貧困撲滅イニシアティブというＮＧＯが運営に当たっていることです。これはＪＩＣＡとパキスタン政府両者に
とってよいモデルとなることが期待されます。
インダス病院では、当日、「カラチ市病院小児用集中治療室医療機材整備計画」の引渡式が行われました。日本政府は、小児用集中治療室に導入する機材のため８６，４６０ドル
を供与しました。同式典において、磯村利和在カラチ日本国総領事は、同プロジェクトの重要性およびパキスタンにおける日本の支援について言及しました。これら医療機材は、
良質の医療ケアへのアクセスが限られている多くの人々に裨益することが期待されています。
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Consulate-General of Japan in Karachi
6/2 Civil Lines, Abdullah Haroon Road, Karachi, 75530, Pakistan
(G. P. O. Box No. 3745)
TEL:(92-21) 3522-0800
FAX:(92-21) 3522-0820
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