服部優総領事からのご挨拶

この度、在カラチ日本国総領事として着任しました服部優（はっとりまさる）です。2001年から約3年間イスラマバードで勤務しておりましたので、今回のカラチ勤務は約20年ぶりのパキスタン勤務です。カラチはパキスタン最大の商業都市であるとともに文化的に大変豊かな土地です。日本国総領事としてこの地で勤務することを大変光栄に思います。
 
パキスタン経済の中心地かつコスモポリタンな雰囲気を有するカラチは、東京都の人口よりもはるかに多い2000万人以上の市民が暮らしており、経済的に高いポテンシャルを秘めています。当館管轄地域には多数の日系企業が進出しており、現在全ての企業がカラチに拠点を置いています。総領事館としては、関連団体とも連携を強化しつつ、日系企業の皆様の活動が円滑に行われ、両国間の貿易・投資が促進されるよう取り組んで参りたいと思います。
 
総領事館が管轄するカラチを中心とするシンド州及びバロチスタン州に在住されている約290名の邦人の方々が、現在当館に在留届を提出されています。当館は、在留邦人の皆様に各種行政サービスを円滑に提供するとともに、皆様が当地で安心安全に活動し暮らしていただけるよう、最新の安全情報の提供に引き続き努めて参ります。
 
当地には、日本語学校をはじめ、空手、柔道等武道、生け花、盆栽、さらには、日本ポップカルチャー愛好団体など日本文化関係の団体が多数存在します。これらの親日団体との関係を強化するとともに、日本関係の情報の発信に努めて参る所存ですので、皆様のご支援ご協力をいただければ幸いです。
 
皆様のご意見をお待ちしております。