インフラ関連サイトへのODAプレスツアーの実施(8月8日)

8月8日、在カラチ日本国総領事館はJICA(国際協力機構)と協力しODA(政府開発援助)プレスツアーを実施し、様々なメディアグループのジャーナリストらが参加しました。

このODAプレスツアーは、現地メディアに対して日本政府の開発協力プロジェクト及びそのパキスタンにおける事業の認識を高めてもらい、パキスタンの発展と向上に対する様々な分野での日本の貢献をパキスタンの人々に伝えることを目的としています。

今回、ジャーナリストらは2つのサイトを訪問しました。JICAの有償資金協力事業にてジャムショロ地域に火力発電所を建設した「ジャムショロ火力発電所建設事業」と、日本政府の草の根無償資金協力により被供与団体であるシンド・コミュニティ・ファウンデーション(Sindh Community Foundation以下、SCF)がタンド・ムハンマド・カーン県にて実施した「シンド州タンド・ムハンマド・カーン県洪水被災27村水供給及び公衆衛生施設改善計画」を視察しました。

ジャムショロ火力発電所の訪問では、JICAによる事業の実施背景や目的の説明が行われました。さらにジャムショロ火力発電所の所長より、1994年(平成6年)にJICAとOECF(海外経済協力基金)の209億8,700万円の拠出により、250メガワットの容量を有する火力発電所が建設されたことや、国内への電気の供給に長く貢献していること等が説明されました。さらに、日本政府のパキスタンにおけるエネルギー分野での取り組み、ODA事業の円借款や無償資金協力、技術協力等についてもメディアに説明を行いました。

SCFの視察で訪問した村では、水供給設備の設置を受けた村人が日本政府への感謝の意を述べました。日本政府はSCFに対して約810万円を供与して平成24年度に「シンド州タンド・ムハンマド・カーン県洪水被災27村水供給及び公衆衛生施設改善計画」を実施しました。この地域では2011年に受けた洪水の影響で給水ポンプの大半が破損し飲用水の確保が困難でしたが、草の根無償によって新たに216個の給水ポンプ、200ヵ所の衛生設備と4つの給水設備を供与し、非常に多くの人々の生活の改善と向上に貢献しています。